【インタビュー】体重90キロのニートからスタート。変化は自分次第。

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今回インタビューさせていただいたのは、株式会社i-plugの中野様です!

 

 

学生の中では『Offer Box』というサービスもあり、またご講演も精力的に行われていることもあり、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

しかし、これまで大変過酷な状況に自ら飛び込んでいったことはあまり知られていません。

中野様のこれまでの経験から、私たちが今何をしていくべきなのか、それを読み取れるようなインタビュー記事になったたかと思います。

ぜひ楽しんでご覧ください!!

(中:中野様、筆:筆者)

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「それではこれまでのご経歴の紹介をお願いします。」

 

「最終学歴としては、名古屋にある中京大学の経営学部を卒業しました。ただ、そのときは就職先が決まっていませんでした。

4年生のときに、就職が決まらなかったんです。大学にもあんまり行ってなかったですしね(笑)

大学卒業後は実家に帰り、たまたま新聞の端っこの広告に載っていた求人に応募してみると、雇用してくれることになり、その年の6月から中途社員として入社しました。」

 

「そうか、もう『新卒』カードは使えなかったんですね。」

 

「そうです。ただ、正直言ってその会社は、誰でもいいから人が欲しいというところだったんです。

働き始めるのもものすごく早くて、その会社の面接後すぐに『明日から来れる?』と言われ、『いやスーツがないから、来週から』といって、その翌週から働き始めました。」

 

「すごいスピード感ですね。(笑)」

 

「ただ、3ヶ月間は試用期間で、その後正社員にするかどうかを決めるという契約でした。そしてめちゃくちゃブラック企業でした(笑)

 

出社時間より前に会社に来てテレアポを開始するという暗黙のルールがあったり、昼食の時間は15分だけだったり、午前中だけで100件以上テレアポをしなければならなかったり。。。

営業カーにはGPSが搭載されてて分単位で行動ログを取られてて、毎日日報と照らし合わせてました。。。

ここでは言えないようなこともたくさんありましたね(笑)」

 

「(その他のお話も聞いて)無理です、僕絶対働けません。(笑)」

 

「そういった無茶な状況下でもここしか働ける場所がなかったんです。しかしある日、『お客様を騙せと言われ、これは絶対に納得できない』と思い、当時の会社を辞めました。

それまでの時間、なんと4ヶ月。(笑)」

 

「いや、僕だったら1日なので大丈夫です。(笑)」

 

「その後は10ヶ月間ニート生活をしていました。しかし、この10ヶ月は1つの大きな転機になったんです。

ニート生活が始まってからは、それまでに貯まっていたお金を使って遊ぼうと、名古屋に行って大学の後輩などを誘って遊んでいました。

そして、3ヶ月くらいしてから実家に帰ってきてダラダラしてました。ホント世間から取り残されてる感じでした。

 

実は幼い頃から太ってまして、当時90キロくらいありました(笑)

ひょんなキッカケで人生で初めて『痩せよう!』と決意したんです。そのダイエット期間は、部屋中にお菓子をばらまいて『これを1つでも食べたら負けだ』みたいに意識して耐え抜いたり。(笑)

そうこうしているうちに、ニート期間の残り半年間で25キロ減らしました。

 

*大学3年生の頃の中野様(!?!?!?!?)

 

そこで気づきましたね。『あ、やれば変われるんだ』って。

もちろん自信もついたのですが、そこで一番大きく変わったのは、僕の周りの人間でした。

これは自分の人生の中でも大きな教訓となりました。結局これまでの問題のほとんどが、自分に原因があったんだなと。」

 

「なるほど。それで、その勢いのまま起業したのですが?」

 

「いえ、その勢いのままもう一度、今度はしっかりと就活をしました。

求人広告メディアを運営してる学生援護会の子会社に就職することになりました。ここがまた大きな転機になります。

 

以前勤めていた会社では、ある程度結果も残せていて、自信もあったわけです。しかし、その会社はいってみれば『誰でも入れる』ような会社だっただけで。井の中の蛙だったわけです。

2社目の企業では、親会社と合わせると総勢600名ほどの営業がいて、ちゃんとした会社だったので、社員1人1人もちゃんとしているわけです。

そこで働いてみると、なんと自分の成績が社内で最下位だとわかったんです。

『あ、自分はブラック企業の中でうまくやっていただけなんだな』と思い知らされました。もうそれからは、『自分にセンスや才能はない』と理解していたので、質を量に転化しようと考えました。

 

今でも覚えています。平日は始発の5時21分発の電車で出勤、帰りは12時29分発の終電で帰るというペースでやっていました。土日ももちろん会社に出て仕事していましたね。

そういった生活を3年ほど続けていました。」

 

「3年!?!?石の上にも3年って言いますけど、そのペースだと人の倍くらいの密度になっていたのでは。。。」

 

「その働き方が良いか悪いかは置いておいて、少なくともそのアプローチを取っている社員はだれ1人としていませんでした。

時間もかけて努力した甲斐あって、3年後には実力・結果も手に入れることができ、周りからの評価も変わりましたね。」

 

「ここでもダイエットの時に気付いた教訓が活かされたわけですね!」

 

「そこからは働くペースを少し落としました。さすがにそれでは体がもたないので。。。(笑)

その後7年間、つまり合計で10年間その会社で働きました。

入社した当時は月に6万円しか売れなかったのに、7年後くらいには月に1000万円ほど商材を売ることができていました。この金額を売れていたのは全国に10人といなかったので、周りからもトップクラスの人間だと認めてもらえるようになりました。

 

そしてリーマンショックが7,8年目の頃に起こり、会社の売り上げの半分ほどが吹き飛びましたね。その頃から電気代などの関係で夜8時になったら会社の電気も消されるようになりました。

僕は仕事が好きだったので、電気が消えてもずっとやったりしていたのですが。(笑)」

 

「へえ〜、少し意地悪な質問をしますが、『残業代で儲かるぜ』なんて考えたことはなかったんですか?」

 

「僕、その会社で10年間働きましたが、残業代を1度も請求した事ないです。」

 

「・・・・・・(唖然)」

 

「だって残業代を請求したら、会社から『こいつはコストがかかる』と思われて残業させてもらえなくなるじゃないですか。

『おれの楽しみを奪われてたまるか!』という気持ちでした。(笑)」

 

「自分の思考が恥ずかしいです。。。もうその仕事が大好きだったんですね。」

 

「そう。でも独学でも成長にも限界がやってきてリーマンショックを機に、グロービス経営大学院というところに通って、MBAを取得しました。そこも大きな転機でしたね。

 

どういうことかというと、僕はそれまで非エリートだったわけです。環境的にも、なんだろう『超エリート』みたいなところがいる環境に属したことはありませんでした。

でも、グロービスではその環境が一変したわけです。

どこを見ても『旧帝大出身』『東証一部の課長・主任以上』みたいな感じだったんです。

 

『この人たちこれまでも死ぬ気で勉強してきたのに、まだ努力すんの!?』と、もう本当に驚きました。これは一生追いつかないと。

『せめて性格は悪くあってくれよ』と思いましたが、残念ながらそういう人に限ってめっちゃいい人なんです。(笑)」

 

「もう攻めるところがない。(笑)」

 

「みんな『研究開発』『経営企画』『エンジニア』とかかっこいい肩書きももっていて、もうめちゃくちゃカッコいいと思いましたね。『俺営業だし。』みたいな(笑)

1年間働きながら受講してみると、なんとなく経営の何たるやを理解できたような気になりました。そこで『起業してみたい!』と思い始めましたね。

ただ、その時点では財務面などの知識がなかったんです。

 

僕は会社が潰れる理由は2個あると思っています。

1つ目は、景気が悪くなったり、大きな競合相手が生まれるなど、外部的要因です。

2つ目は、経営者がバカだからです。

 

この2つ目の要因は何としても避けたいなと。(笑)そう思って、正式にグロービス経営大学院に入学することにしました。

そこからは毎日3時間ほどしか寝ずに、金曜か土曜のどちらかは徹夜してましたね。」

 

「何回追い込むんですか!(笑)」

 

「やっぱり働きながらだと、物理的に時間をとるのが難しいので。

僕お酒が大好きなのですが、その頃は飲みに行かず、ただただ帰ったら勉強していました。

大学院に専念してる人に絶対追いつけないですからね。ノンアルコールビールが無かったら死んでました(笑)

 

そして、入学半年後に、今の会社の創業メンバーと出会います。

当初はグロービスで2年間勉強して、卒業した後の1年間で起業の準備をする計画でしたが、結局卒業と同時にすぐに起業しました。

その頃は仕事の他に、グロービスでの勉強と起業の準備という3つの活動を行っていたので、なかなか大変でしたね。」

 

「今は就活生向けの『OfferBox』というサービスをやってらっしゃいますが、始めからそれでいこうと思われていたのですか?」

 

「いや、最初はビビカレという、まあ簡単に言えば大学1,2年生をメインターゲットにしたSNSサービスを展開しようと考えてました。

しかし、どうやってもお金がもたないので、まずは新卒人材紹介事業で起業しました。営業開始すると全く売れそうになく、20日後には、これは駄目だと感じました。。。

 

そんなときに、たまたま5分間ピッチ(スタートアップ企業などが資金獲得などを目的に行う短時間でのプレゼンのようなもの)を見にイベントに参加しました。

たくさんカッコイイ会社を目にしてると、ふと、今のサービスを思いついたんです。そこからはもう爆速でサービスのローンチまでいきましたね。

そのピッチが6月22日にあって、サービスをリリースしたのが9月1日でしたからね。

当時は12月から就活解禁で、それまでこのようなサービスはなかったので、新聞やメディアに多々取り上げられ、早いスピードでサービスもひろがっていきました。」

 

「なるほど。

では、話は少し変わりますが、中野さんの将来の夢ってなんでしょうか?」

 

「もう今はたった1つですね。

『自分の子供に、僕らのサービスを使ってもらうこと』です。これはウチの会社の役員全員が持っている夢です。

もともと物欲などもほとんどなく、お酒飲んでテニスできる人生なら幸せだなーと思っているので。(笑)」

 

「純粋に、かっこいいです!!

では、僕のような若者世代・学生(筆者は大学3年生です。)の問題点ってなんだと思いますか?」

 

「問題点というか、『なんで自信なさそうなのかな?もっと持った方が良い』って思います。

本当に何にもできない僕のような人間でもこんな感じになれるんです。僕が大学の頃なんて、留学したりボランティアしたり学生団体立ち上げたりなんて何にもしてこなかったわけ。

今の子は大体なんかやってるでしょ?もっと自信持てばいい!(笑)」

 

「なんで自信がないんでしょうか。。。」

 

「『自分はこうならないとだめ』『こうなるのが当然』みたいに思いすぎてるんじゃないかなあ。

SNSが浸透して、良い意味でも悪い意味でも他人の生活を観れるようになりました。それが災いして、他人の幸せと自分の幸せを比較しすぎているんだと思います。

『自分はこれでいいんだ』というような自信というか、自己肯定感を持てるようになることで、もっと自分そして自分の人生に自信が持てるようになると思います。」

 

「まちがいないですね。

ではそのようになるにはどうすればいいのでしょう?」

 

「とにかく何か1つのことをコツコツとやって、小さな成功体験を積み重ねることだと思います。それを誰かに認めてもらうことも重要かもしれませんね。

小さな小さな成功体験でいいんです。それも他人と比較する必要はありません。

僕ならそれがダイエットだったりしたしね。

 

半年とか1年とか継続できれば、何かしら成功体験を手に入れられるはずです。それだけでいいと思います。」

 

「ありがとうございます。

では、なぜそのようなご経歴をたどった後、中野さんは起業家になろうと思われたんですか?」

 

「シンプルに『カッコイイ』と憧れたからです!!

その生き様を見て、『こんな風になれるんだったらなってみたい』という純粋な気持ちからですね。憧れって結構大事だったりするんですよ。」

 

「難しくこねくり回して、上辺の動機や理由を述べるのは違いますもんね。シンプルな答え、大好きです!

では、これまででご経験された大きな挫折はございますか?」

 

「挫折というか、大学のときにそういったことがありましたね。

高校で軟式テニス、大学で硬式テニスをやっていたんですが、この2種目って全然技術が違うんです。なので、大学からは無茶苦茶練習して、初心者だったんですけど2年生の夏から部長に選ばれたんです。

なんとか3年の春には団体戦Aチームに入りたいと頑張ってた矢先、太っていたこともあって膝の靭帯を損傷してしまい、結局大学ではAチームの試合に出られなかったですね。

あんだけ練習したのに』という思いは正直ありました。

 

まあその時の思いが強かったからこそ、今もテニスを続けているというのはありますかね。」

 

「ありがとうございます。

では、ご自身がこれまで大切にされてきた『信念』や『軸』のようなものはございますか?」

 

「『お客様が1番』ですね。

自分のことは二の次だなんて当たり前のことです。これは役員や社員にもよく言っているのですが、『お客様、従業員、自分』の順番だと。

厳密に言えば、お客様が1位だとしたら、従業員は1.1位くらい。僕は自身(社長)や役員は10位以下でいいと考えています。(笑)

 

そこは絶対に曲げないですね。

『なんのためにやっている』を考えれば、必然的にそこに辿り着くと思います。」

 

「なるほど。やっぱりどこに関しても素晴らしい考えをお持ちです。

では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします!」

 

「そうですね、どんな状況にあっても、人というものは絶対に変わることができます。それは良い方向にも、悪い方向にもです。

今がどんな状況であれ、『どう良い方向に変わりたいのか』と考え、行動し継続していれば、必ず道は拓けてくると思います。

外から見てみると派手に見えても、日々やってる事は地味なことばかりです。経営なんて特にそうです。才能とかではないと思いますよ。

 

誰にでもチャンスはあります。そのチャンスを活かすために、自分はどう変われるかを考えてみてください。

この記事を読んでいる学生なんて、当時の僕からすれば遥か上にいるわけで。きっとなんでもできると思います!がんばってください!!」

 

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株式会社i-plug様では『OfferBox』という就活生用のサービスを提供しています。ぜひ1度見てみてください。

そして、同社では、新卒社員を募集しています!営業、開発、デザイン、マーケティング、人事、経理、すべての業務が存在するようです。就活生を対象にしているサービスだからこそ、就活生のことを本気で考えて仕事も振ってくれると思います。

チャンスをつかむために動き出す決意ができた方はぜひi-plug様もしくは筆者にご連絡ください!

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